Fanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS
8.19-8.20 岡山国際サーキット
Qualifying
前戦もてぎでも苦しんだM4GT4 のBOP は、この岡山戦を前に更に厳しいものに変更。Q1 の加納選手はアタック3 周で2 番手タイムを計測。Q2 担当の織戸選手は加納選手を更に上回るタイムを記録したが、ライバル勢の伸びも大きく5 番手ポジションでこの予選を終えた。
Race 1
加納選手が後続とのギャップを拡大し続け、PIT ウィンドオープンのタイミングには26 秒以上の貯金を築いた。
後半織戸選手が周回を重ねる毎に後続を引き離し続け、独走状態のままトップチェッカーを受けるかと思われたが、ファイルラップ最終コーナーでマシントラブルが発生。スローダウンしながらコントロールラインを目指したがマシンが停まり勝利を逃した。織戸選手はその後マシンを自ら押してコントロールラインを通過。このレースを6 位完走で終えた。
Race 2
前半織戸選手は混乱の無いオープニングラップをポジションキープの5 番手でクリア。
続く2 周目にポジションを一つ上げると、4 周目には3 番手まで浮上した。
後半スティントもレース1 同様、後続とのギャップを広げながら周回を重ねて行った。
織戸選手と加納選手は、終始危なげ無い走りで他を圧倒し、このレース2 をTOP チェッカーで締めくくった。
この結果を受け、YZ RACING with BMW M Team Studie は2023 Fanatec GT World
Challenge Asia GT4 クラスのジャパンシリーズチャンピオン並びにアジアチャンピオンを獲得した。