BMWの中古が安い理由は?やめたほうがいい?購入するポイントを解説
高級車のBMWが中古車で安くなってしまうのは怪しいと感じる方もいるかもしれません。
しかし、決して怪しいものではなく、安い理由としては需要の問題や新古車の存在、中古車市場の傾向が関係しています。
今回は「なぜBMWの中古が安いのか?」ということをメインテーマに解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。
目次
BMWの中古が安い理由は「4つ」ある
BMWの中古が安い理由は「4つ」あります。
- 買い手が現れにくいため
- 新古車が値段を下げているため
- 安価なモデルがあるため
- 中古車市場においてニーズが高く流入量が多いため
では、一つずつ解説します。
安い理由1:買い手が現れにくいため
BMWの中古車が安く手に入れられる理由の一つは、買い手が現れにくいことです。
買い手がなかなか見つかりにくく、その理由としては主に以下の4つが挙げられます。
- 修理費用が高い
- 維持費がかかるた
- 修理を断られるケースがある
- 輸入車は故障しやすいイメージを持っている
詳しく内容を解説します。
要因1:修理費用が高い
BMWは、修理費用が高いことが挙げられます。
国産車に比べ、輸入車は修理費用が高額になる部品が多くあります。
輸入車の場合は、国内でパーツの調達が難しく、輸入コストがかかってしまうのです。
また、高級車の修理工賃を高めに設定している修理業者が多いことも、修理費用が高くなる理由の一つです。
事故による修理やちょっとしたかすり傷などで高額な費用がかかると、修理費にかけるお金がもったいないと考える方もいます。
要因2:維持費がかかる
外車は基本的にハイオクのガソリンを使用するため、ガソリン代がかかります。
ハイオクは1リットルあたり約170円台を超えるため、ガソリン代が懸念となり、渋ってしまう方も多くいるのです。
また、車検費用も国産車と比べてかかります。
輸入車はその国の特徴に基づいて製造されているため、日本の製造技術と大きく異なります。
つまり、特別な技術が必要であるため、車検費用が高くなるのです。
さらには、税金や保険料も高級車は高めに設定されています。
これらの維持費は固定費用としてかかってくるため、毎月の出費を危惧し、購入まで至らないということもあるのです。
要因3:修理を断られるケースがある
高級輸入車であるBMWは修理を断られるケースがあるため、購入を決心できない方もいます。
その背景として、外国から部品を輸入しなければならなかったり、特殊な技術が必要であったりするためです。
また、修理を受けてもらえるにしても、実際に修理してもらえる店舗が遠方であったりすることもあります。
しかし、高額な修理費用に加えて遠方だと交通費もかかるため、経済面で大きな負担がかかります。
要因4:輸入車は故障しやすいイメージを持っている
輸入車は故障しやすいイメージを持っているため、そもそも輸入車の購入を視野に入れていないという方も少なからずいます。
国産車とは異なり輸入車は新車でもこまめなメンテナンスが必要です。
そして、新車期間に故障しやすい海外メーカーがあることも事実ですが、現在では故障が少ないメーカーや車も多く登場しています。
それであってもマイナスなイメージが払拭できていないのは、故障しにくい車が登場していることが認知されていないためでしょう。
安い理由2:新古車が値段を下げているため
新古車があるために値段が下がっていることも理由の一つです。
新古車は、製造されて登録はされているものの、オーナーが存在せず走行したことがない車です。
よって、普通の中古車よりも状態が良い状態で安く購入できます。
つまり、走行経験がある中古車は、新古車に比べてさらにバリューが下がります。
新古車と中古車を比べてみると車の状態や費用面を比較するとどうしても新古車の方が優位になってしまうので、中古車の価格を下げざるを得ないのです。
安い理由3:安価なモデルがあるため
BMWはすべてが高いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、安価で販売されているモデルもあります。
安いモデルが中古車として販売される場合、さらに価格が安くなるため安価で購入できるのです。
安い理由4:中古車市場においてニーズが高く流入量が多いため
安く販売されているBMWの中古車は、ニーズが高いことも理由の一つです。
中古車市場では、ニーズが高くなるほど車の流入量が多いほど価格が落ちます。
BMWは日本においても人気が高いメーカーであるため、比較的安価で手に入りやすい車種なのです。
BMWの中古はやめたほうがいいといわれる理由は「4つ」ある
新車購入はハードルが高くても、中古車なら検討できるという人もいるでしょう。
しかし、BMWの中古はやめたほうがいいといわれることもあります。
その理由は以下の4つです。
- 車体によっては修理費用が高額になるため
- カスタム車が多く出回っているため
- 車両状態が悪いものがあるため
- アフターサービスがない場合があるため
では、一つずつ解説します。
やめたほうがいい理由1:車体によっては修理費用が高額になるため
中古車を購入するのは避けたほうがいいといわれるのは「車体によっては修理費用が高額になるため」です。
該当するのは上級グレードの車体です。
BMWは高級車であるため、中古車で安く購入できたとしても上級グレードの車体は修理費用が高額になります。
また、特別仕様が施されている場合も同様です。
「上級グレードを安く購入できる!」と張り切って購入すると、維持費や修理費で後々後悔するかもしれません。
やめたほうがいい理由2:カスタム車が多く出回っているため
中古車購入をやめたほうがいいといわれる理由は「カスタム車が多く出回っているため」です。
BMWはスポーティーかつ社外品がたくさん作られている車種です。
そのため、エアロやノブ、車高などをカスタマイズで変更している車体が多く出回っており、なかには、プロに依頼せず自分でカスタマイズしている方もいます。
社外品の使用やオーナーが自ら行ったカスタマイズは、走行や安全性にリスクがあります。
こういったリスクを回避するために、販売店にどのような改造がなされているのか事前に確認しましょう。
カスタム車はカスタムしていない車に比べると乗り心地が向上していたり、性能が向上していたりすることもあるので、一概にカスタム車が悪いといわけではありません。
やめたほうがいい理由3:車両状態が悪いものがあるため
中古車のなかでも、車両状態が悪いものがあるため避けたほうがいいといわれています。
一度人の手に渡り使用されている車であるため、不具合や錆び、傷や汚れなどが目立つ場合もあります。
車両状態は、整備ノートや鑑定書で確認が可能です。
中古車を購入する場合はどの車であっても価格だけで決めず、実物確認や記録の確認も必須です。
やめたほうがいい理由4:アフターサービスがない場合があるため
アフターサービスがない場合があることも、中古車をおすすめしないとしている理由の一つです。
ディーラーで購入すれば、かならずメーカー保証やアフターサービスなどがついています。
例えば、3年間の修理・メンテナンス保証、緊急対応の保証などです。
中古車でもこのようなプログラムを受けられる場合もありますが、ディーラー購入とは違い100%ではありません。
中古で購入したい場合は、販売店に保証やアフターサービスがついているか確認することをおすすめします。
BMWは中古車(新古車)でもあり!購入する5つのメリット
先ほどは、中古車はやめたほうがいいといわれる理由を4つお伝えしましたが、メリットもあります。
中古車や新古車は中古車市場で人気があることを紹介しています。
- 新古車|故障するリスクが少ない
- 新古車|は新車とほぼ変わらない状態でも安く買える
- 新古車・中古車共通|新車購入時に支払う税金や保険料が不要
- 新古車・中古車共通|納車が早い
- 中古車|レアな装備が装着されている可能性がある
では、一つずつメリットをお伝えします。
メリット1:故障するリスクが少ない
走行距離が少なく新車登録からの年数もそれほど経過していないため、故障するリスクがほとんどありません。
走行距離が少ないということは、走行で生じる部品の摩擦や劣化が少ないことを指します。
劣化が少なければ当然故障のリスクも低下するため、故障を心配する必要がなくなるでしょう。
メリット2:新車とほぼ変わらない状態でも安く買える
新車とほぼ変わらない状態にもかかわらず安く買えるのは、新古車ならではのメリットです。
劣化の少なさ、新車保証の継続があるなどのメリットもあるので、検討する価値があります。
ただし、車検の期間には注意しましょう。
メリット3:新車購入時に支払う税金や保険料が不要
新車を購入する場合、自賠責保険や税金などを支払う必要がありますが、中古車や新古車は不要です。
そのため、初期費用を抑えられローンも組みやすくなるでしょう。
ただし、次のタイミングで発生する税金や保険料の支払いを忘れやすくなるマイナス面もあるのです。
支払う時期をしっかり確認しておきましょう。
メリット4:納車が早い
新車は在庫がある場合は納車にそれほど期間はかかりませんが、工場に製造を依頼する場合は長期間かかります。
その点、中古車や新古車はすでに車両がある状態であるため、納車もスピーディです。
すぐに新しい車両を用意したい方は、中古車または新古車がおすすめです。
メリット5:レアな装備が装着されている可能性がある
レアな装備が装着されている可能性があるのは、中古車だからこそのメリットです。
近年、半導体の生産が厳しく不足しているため、車の製造にも大きな影響が生じています。
それにより、一部の装備がなくなったり、車の製造自体ができなくなったりしていることも少なくありません。
中古車なら、半導体不足になる前の時代に作られた車両も存在しています。
新車ではないレアな装備が装着されていることもあるため、その希少性から中古車を狙うのも良いのではないでしょうか。
BMWの中古車を買うときの8つのポイント
BMWを中古で購入するのは、メリットもデメリットもあります。
そのため、以下のポイントを押さえて車体を見極め、購入することが大切です。
- 中古車相場よりも安すぎる車両は買わない
- カスタマイズ・サーキット走行の有無を確認する
- 輸入車購入経験が浅い方は高年式を選ぶ
- 走行距離は少ないかを確認する
- 整備履歴で定期的な整備がされているか確認する
- 故障しやすい部品の状態を確認する
- BMWの特性に合った保証プログラムや保険を検討する
- 安い時期に購入する
では、一つずつ解説します。
ポイント1:中古車相場よりも安すぎる車両は買わない
中古車販売店は、利益のことも考えつつ高すぎると売れないためギリギリのところを狙って価格を付けます。
そのため、相場よりも低すぎる車両は、フレームの歪みや事故車、水没車などに該当する可能性があるのです。
中古で車を購入するのであれば、相場内に該当する車両を購入しましょう。
弊社Y’zOneでは、選び抜いた高品質なBMWを適正価格でご提供させていただいております。
自社認証工場を完備しており、メーカー同様の設備でお客さまに安心していただけるアフターフォローを行っております。 中古車のBMWの購入をご検討の方は、ぜひY’zOneにご相談くださいませ。
ポイント2:カスタマイズ・サーキット走行の有無を確認する
カスタマイズ車やサーキット走行をした車両はおすすめしません。
カスタマイズ車は車体に負担がかかるような改造が行われていることがあり、良品ではないリスクがあります。
サーキット走行の車両においては、大きな事故を起こしているリスクや、車体に負担をかける走行をしているため、何らかのトラブルが起きやすいといえます。
ポイント3:輸入車購入経験が浅い方は高年式を選ぶ
輸入車をこれまでに購入したことがない方、あるいは購入経験が浅い方は高年式を選びましょう。
年式が古くなるほど手に届きやすい価格になるため、購入を検討しやすくなります。
しかし、故障のリスクが高いため、年式が古い車両は輸入車に慣れている方のほうが安心です。
また、高年式の車両は新車の保証継承ができることも、ビギナーの方に高年式をおすすめする理由です。
ポイント4:走行距離は少ないかを確認する
走行距離が長いほど不具合が出てくるパーツが増えるため、できるかぎり少ない車両を選びましょう。
購入してまもない時期にパーツが故障し、多額の修理費用を払うことになるのは避けたいところです。
年式を確認したあとは、必ず走行距離もチェックしておきましょう。
ポイント5:整備履歴で定期的な整備がされているか確認する
中古車は整備履歴を確認し、定期的に整備されているかの確認も必須です。
定期的なメンテナンスが実施されていない車両は、前オーナーが大事に乗っていないと判断できます。
つまり、不具合が出てきてもおかしくないということです。
エンジンやブレーキ、トランスミッションといった特に重要なパーツの履歴は、健全性を判断するのに役立ちます。
スタッフに伝えて履歴を見せてもらいましょう。
ポイント6:故障しやすい部品の状態を確認する
BMWに限らず、車の個性として故障しやすい部品が存在します。
同じメーカーでも車種によって異なりますが、例えば以下のような部品が挙げられます。
- イグニッションコイル
- パワーウィンドウ
- レギュレーター
- パワーステアリングシステム など
上記の部品はBMWのなかで故障の報告が多いものなので、必ずこれらの状態確認は行っておきましょう。
ポイント7:BMWの特性に合った保証プログラムや保険を検討する
BMWの特性に合った保証プログラムや自動車保険を選ぶことも大切です。
保証プログラムや自動車保険は、トラブルや修理にかかる費用の負担を軽減するために欠かせない存在です。
もし、合わないものを契約すると、毎月保険料を支払っているにもかかわらず、満足のいく補償が受けられないかもしれません。
BMWに合った保険でいうと「BMW自動車保険」があります。
ディーラーに行き、相談してみましょう。
ポイント8:安い時期に購入する
いくら中古車は安いとはいえ大金です。
安くなる時期に購入することでさらに費用の負担を軽減できます。
中古車が安くなる時期は、4〜5月です。
4〜5月になる前に車両にある程度目星をつけ、適切なタイミングで購入すると良いでしょう。
BMWのおすすめ中古車3選
BMWのおすすめの中古車を3つご紹介します。
- BMW3シリーズ
- BMW1シリーズ
- M4クーペ
上記は中古車市場で人気がある車種です。
車種の特徴をわかりやすく解説します。
BMW 3シリーズ
BMW 3シリーズは、洗練されたエクステリアデザインや内装デザイン、そして優れた運転性能で人気があります。
バランスが取れた車両であるため、街乗りや高速道路走行と環境問わず快適なドライビングが楽しめます。
BMW X1シリーズ
BMW X1シリーズはコンパクトなSUV車で、アウトドアを趣味に持っている方に人気があります。
高級感とアクティブさを兼ね備えたデザインと、BMWらしいパワフルで快適な走行性能がオーナーを魅了します。
M4 クーペ
M4 クーペは、走行性を重視した方に人気がある車種です。
スポーツタイプのモデルで、高性能エンジンと高い反応性をもつ精密なハンドリングが魅力です。
ドライビングを楽しみたい方はM4 クーペをおすすめします。
まとめ
BMWの中古が安い理由は「4つ」あります。
- 買い手が現れにくいため
- 新古車が値段を下げているため
- 安価なモデルがあるため
- 中古車市場においてニーズが高く流入量が多いため
買い手が現れにくいのも、輸入車は壊れやすいというイメージや高級車だからこその維持費の高さなどによるものです。
よって、BMWが壊れやすく悪い車だからといった怪しい理由はありません。
むしろ、スポーティで走行性能に優れていたり、クールなデザインが魅力的な車です。
気になっている方は、実際にY’zOneで現物をご覧ください。