BMWの内装の特徴は?おすすめのカスタムについても紹介
BMWはドイツのミュンヘン市に本社を置くBMWグループが開発する高級車で、ラグジュアリーな外観とスポーティーな走行性能が魅力です。
輸入車の中でも特に人気の高いBMWですが、内装のデザインにも人気の秘密が隠されています。
ドライバー目線で考え抜かれた設計や、モデルごとに設定されている内装テーマなど、BMWならではのこだわりが随所に散りばめられてます。
本記事では、BMWの内装の特徴やおすすめのカスタムについて詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
BMWの内装の特徴と魅力
BMWの内装は、他の車にはない魅力がたくさん詰まっています。
ここでは、BMWの内装の特徴やその魅力についてご紹介します。
機能的で上質なシート設計
BMWはシートひとつとっても、さまざまなこだわりや魅力が見て取れます。
BMWX3では、シートにヴァーネスカ・レザーを採用しています。
ヴァーネスカ・レザーは柔らかさや耐久性に優れているため、背中や腰に負担がかからず疲れを感じにくい設計となっています。
また、座り心地だけでなく機能性も備わっており、シートの高さを調整するパワーシートやシートヒーター機能があるのも特徴です。
シートヒーター機能は、冷たくなりやすいレザー素材を暖めてくれるため、寒い冬に重宝します。
空間を快適に保つエアコン採用
BMWのエアコン機能は、内気と外気のオート切り替え機能が搭載されているため、車内の空間を快適に保ってくれます。
内気循環によって、車内の空気が不快にならないように排ガスや外気温度をシャットアウトし、外気導入で車内のこもった空気を外に排出します。
この内気循環と外気導入の機能によって、自動で車内の空気と外の新鮮な空気が入れ替えられ、常に快適な空間を保ってくれるのが魅力です。
アシスト機能を搭載
豊富なアシスト機能もBMWの強みです。
アシスト機能を搭載することによってドライバーの負担を軽減し、快適なドライブを楽しむことができます。
アシスト機能の2つの特徴である「ドライビング・アシスト機能」と「ハンズ・オフ走行」をご紹介します。
ドライビング・アシスト機能
BMWの強みの1つとして、ドライバーをサポートしてくれるドライビング・アシスト機能があります。
ドライビング・アシスト機能には「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」「前車接近警告機能」「クロス・トラフィック・ウォーニング」「後車衝突警告機能」があります。
ハンズ・オフ走行
ハンズ・オフ走行は、高速道路などで渋滞に巻き込まれた際にステアリング操作を自動で行ってくれる機能です。
この機能があることによって、車間距離を一定に保ったままの走行が可能なため、ドライバーの負担が軽減します。
充実した運転席回り
BMWでは、快適な機能性とデザイン性の両面を兼ね備えた運転席周りも特徴です。
ここでは、「デジタルディスプレイ」と「AI音声会話システム」の2つの機能をご紹介します。
デジタルディスプレイ完備
BMWの運転席ではデジタルディスプレイが採用されています。
デジタルディスプレイでは必要な情報が表示されるだけではなく、光の演出でムードを演出してくれるのが魅力です。
左側にはスピードメーター、右側にはタコメーターが配置され、中央にはナビゲーションが表示された、分かりやすいUIとなっています。
洗練された無駄のないデザイン性で、内装の高級感をより一層引き立ててくれます。
AI音声会話システム
BMWでは、最先端のAI音声会話システムも導入されています。
音声指示だけで空調管理やナビ設定などをアシストしてくれるため、非常に使い勝手がよいのが特徴です。
ほかにも、タイヤの空気圧判定やプレイリスト再生、駐車場検索なども行い、さらには1人でのドライブのときの話し相手にもなってくれます。
おすすめの内装モデル
BMWはモデルによっても内装や搭載機能が大幅に異なります。
ここからは、BMWのモデルの一部をピックアップしてご紹介します。
1シリーズ
1シリーズはスポーティーな内装と、スタンダードシートとスポーツシートの2種類のシートがあることが特徴です。
特に、1シリーズの「PLAY」モデルはスタンダードモデルとは違うデザインモデルとなっており、より快適なドライブが楽しめる機能が採用されています。
詳細な機能としては、2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー、ライト・パッケージ、コンフォート・アクセスなどがあります。
3シリーズ
3シリーズは、BMWの主力モデルの1つで、セダンとツーリングの2つの設定があります。
セダンとツーリングともに、12.3インチのメーターパネルと14.9インチ ワイド・コントロール・ディスプレイが採用されており、先進的な内装が特徴です。
また、3シリーズのクリーンディーゼル車である「ブルーパフォーマンス」は、「BMWブルーパフォーマンステクノロジー」という排ガス処理技術を搭載しています。
車内は3シリーズのなかでも広く、長時間でもストレスなくドライブが楽しめます。
X3
X3は、BMWらしい上品な内装が特徴で、センターコンソールに新デザインのハイグロス・ブラックが採用されています。
内装のインテリア部分には、六角形のモチーフやエッジの効いたシャープなラインが多様されています。
座席のシートは、ヴァーネスカ・レザーを使用したスポーツシートとなっており、抜群の座り心地が魅力です。
また、運転席では、ドライバーが操作しやすいよう、スイッチやセンターパネルの位置に工夫がなされています。
X5
X5はBMW初のSUVで、X3同様にドライバーを中心に内装が考えられているのが魅力です。
緻密に計算されたデザインが特徴で、すべての計器類が見やすくなっています。
また、ステアリングやトリムのデザインはパッケージによって異なっているのが特徴です。
たとえば、ベーシックのトリムだとダーク・アルミ・メッシュ・エフェクト・トリム、Mスポーツのトリムでは、アルミニウム・テトラゴン・インテリア・トリムが採用されています。
また、座席のシートには調整機能が備わっており、シートの素材は「センサテック」「ヴァーネスカ・レザー」「エクステンド・レザー」の3種類から選べます。
X7
X7は、Xシリーズのフラッグシップモデルでもあり、大型のボディと上品さと高級感のある内装が魅力です。
運転席には「BMWライブ・コックピット」が搭載されており、12.3インチ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネルと14.9インチ ワイド・コントロール・ディスプレイが備えられています。
ドライビング・アシスト機能も従来のものよりグレードアップしています。
さらに、運転席と助手席にはマッサージ機能も搭載されており、長時間のドライブでも快適に過ごすことができます。
おすすめの内装カスタム
BMWの内装にはオプションパーツが豊富に取り揃えられているため、カスタムも楽しめます。
ここからは、おすすめの内装カスタムをご紹介します。
ルームライトのカラー変更
ルームライトのカラーをカスタムするだけでも、車内の雰囲気がガラリと変化します。
ルームライトにはさまざまな種類があり、天井だけではなく足元やドリンクホルダー、リアウィンドウなどがライトアップできます。
また、取り付けるライトによってはBGMに合わせて点灯パターンを変えられるものもあるため、カスタマイズにこだわりたい方にぴったりです。
ルームライトのカスタマイズは比較的簡単にできるため、初心者の方にもおすすめです。
レザーシートの変更
座席のレザーシートもカスタマイズで変更可能です。
レザーシートは乗り続けることで味わいが出てきますが、傷んでしまうと車全体がみすぼらしい印象になってしまいます。
レザーシートを変えることで、ひと味違った雰囲気を楽しめることでしょう。
アクセサリーの追加
車内にアクセサリーを追加するのもおすすめのカスタムです。
例えば、車内のゴミ箱やドリンクホルダーや灰皿など、ちょっとしたアクセサリーが自分好みのものであれば、車を運転するたびに気分があがります。
BMWのホームページには、それぞれのモデルに合わせたアクセサリーが掲載されているので、そちらから選ぶのもよいでしょう。
追加するアクセサリー次第で自分の個性を発揮できるため、内装をよりオシャレに自分好みの空間にカスタムしたい方におすすめです。
シートカバーの取り付け
BMWは内装に高級感があるのが魅力ですが、長年使用することによって発生する経年劣化は避けられません。
特に、座席のレザーシートは劣化が顕著に現れやすい箇所のため、その場合はシートを張り替える必要があります。
初心者でも簡単にシートを張り替える手段として、市販のシートカバーを使用する方法があります。
さらに、被せるタイプのものであればより簡単にシートを変更できます。
純正のレザーシートのような質感のものや防水性が高いもの、クッション性に優れたものなど、商品によって性能はさまざまなので、好みのものを選ぶのがおすすめです。
ガラスにフィルムの貼り付け
BMWはドイツの寒い気候に合わせて、紫外線カットの効果が弱いガラスが使用されているため、日本車と比べて車内の温度が高くなりやすいと感じている方が多いようです。
そのため、内装をカスタムする際にガラスにフィルムを貼るのもおすすめです。
しかし、フロントガラスと前席のサイドウィンドウにフィルムを貼る際は、可視光線透過率が70%以下になるフィルムを貼らないように注意する必要があります。
後部座席のガラスについては、どのようなフィルムを貼っても問題ないため、好きなフィルムを貼って楽しめます。
BMWの中古車を買うときに注意するべきポイント
BMWの中古車を買うときは、以下の2つのポイントに注意する必要があります。
- 事故や故障歴
- カラーやオプションの選択ができない
ここからは、上記の2つのポイントについて詳しく解説します。
事故や故障歴
中古車は事故や故障歴があると故障する確率が高くなるため、中古車を購入するときは入念に確認しておく必要があります。
特に、BMWは故障してしまった場合に修理費が高額になってしまいます。
そのため、ドアのがたつきや外装の凹み、内装の劣化などがないかを十分に確認しておきましょう。
しかし、自分では確認できない細かな不具合などもあるため、担当者に直接尋ねることをおすすめします。
カラーやオプションの選択ができない
中古車は新車とは違い、カラーやオプションなどの選択ができません。
たとえば、内装は気に入ったけれど外装のデザインが好みではない、といった場合に変更ができないため、妥協する必要があります。
しかし、最初は気に入らなくとも、乗っているうちに愛着が湧いてきて気に入る可能性もあります。
中古車購入は、希望のデザインを選べない代わりに新しい好みを見つけられる楽しみもあるため、あまりこだわりを持たない方や新たな体験を求めている方におすすめです。
BMWの内装の清掃方法
内装をきれいな状態に保つためには、こまめなお手入れが欠かせません。
ここからは、BMWの内装の清掃方法をご紹介します。
基本の清掃
まず、掃除機やブラシを使って基本的な清掃を行います。
シートやカーペットにはホコリが溜まりやすいため、しっかりと取り除きましょう。
手の届きにくい狭い隙間などには細いブラシなどの専用ツールを使うとよいでしょう。
汚れや染みの除去
汚れや染みは専用の内装クリーナーを使ってしっかりと除去します。
指示通りにクリーナーを噴射し、汚れを柔らかくしてから拭き取ります。
クリーナーはBMW純正のものがおすすめですが、市販のものでも問題ありません。
レザーのケア
座席シートに使われているレザーはこまめに手入れをすることで長持ちさせることができます。
レザー用品専用のケアアイテムを使用して、レザーを清潔な状態にキープしましょう。
レザークリームやコンディショナーなどを塗布してひび割れや色褪せを防止します。
パネルやダッシュボードの清掃
パネルやダッシュボードは、専用のクリーナーを使って拭きます。
柔らかい布やクロスを使用してクリーナーを塗り広げながら、汚れを拭き取ります。
パネルの隙間の細かなゴミは歯ブラシなどを使って取り除きましょう。
ミラーやガラスの拭き取り
内装の清掃が終わったら、仕上げにミラーやガラスを拭き取ります。
ガラス用のクリーナーやクリーニングワイパーで指紋などの汚れをしっかりと拭き取ります。
拭き終わったら、布で乾拭きしてツヤを出しましょう。
まとめ
BMWは外装はもちろん、内装も考え抜かれたデザインで上品かつラグジュアリーな雰囲気が魅力の車です。
さらに、内装をカスタムすることで、より自分好みのデザインに仕上げることもできるので、こだわりたい方におすすめです。
内装のカスタムパーツはBMWのホームページのほかに、BMW専門店の弊社Y’zOneでもお買い求めいただけます。
ほかにも、弊社Y’zOneではBMWに関するご相談も受け付けているので、お困りの方はぜひ一度ご相談ください。